RSS|archives|admin

スポンサーサイト

--.--.-- --
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


Category:スポンサー広告 | Comment(-) | Trackback(-) | top↑ |

家政婦のミタ~を観たけれど・・・~

2012.05.20 Sun
おつ~

ということで、昨年、日本テレビで放送され驚異的な視聴率を叩き出したモンスタードラマ「家政婦のミタ」を一気観して見た訳だが、改めて松嶋菜々子のスター性を痛感する結果となった。

群を抜いて容姿が優れている訳でも無く、ずば抜けて高い演技力や個性的な芝居が出来る女優という訳では無い彼女

しかし、決して貧乏くじは引かず結果を出してくる。

それがスターというものだ

スターとそうでない人との違いは何か・・・

それは圧倒的な運、幸運を引き寄せるパワーに尽きる。


超人的な能力でどんな仕事も完璧にこなしてしまうスーパー家政婦、しかし人間的な感情は一切見せない

「三田 灯」という、この個性的な役が松嶋菜々子である必然性を感じる事はなかったが

松嶋菜々子でなければここまでの視聴率を稼ぎ出す事は出来なかったかもしれない・・・


期待度は高かった

僕はリアルタイムでの鑑賞はしなかったが、放送当初から高い視聴率で度々、ワイドショーで取り上げられたりしていたので、幾つかのシーンを拝見する機会があった。

その時感じた空気感が、05年に天海祐希がドS教師「阿久津 真矢」を怪演した衝撃的な教師ドラマの大傑作「女王の教室」のそれであったから、調べてみるとやはり同じ脚本家、遊川和彦が手掛けていた。

【送料無料】女王の教室 DVD BOX

【送料無料】女王の教室 DVD BOX
価格:7,182円(税込、送料別)


小学校教師が子供相手に、毎回「ドSな仕打ち」を強いていくという衝撃的な遊川和彦さんオリジナルの脚本。
放送当初から賛否両論が渦巻き、スポンサーは提供クレジット表記を控え、PTAからも名指しで批判され、放送をやめろとまで言われたらしいがが、ドラマの最後にはこの上ない感動がまっている。
結局、この作品で遊川和彦氏は「向田邦子賞」を受賞した。


さらに、三田 灯が派遣される「阿須田家」のダメ親父役に、これまた異色の教師ドラマ「鈴木先生」で哲学的思考型教師「鈴木章」を見事に演じきった長谷川博己が配してあるということで、期待度は非常に高かった。

【送料無料】鈴木先生 完全版 DVD-BOX

【送料無料】鈴木先生 完全版 DVD-BOX
価格:17,955円(税込、送料別)


中学生相手に極めて論理的な教育美でもってぶつかって行くハードル高めな教師ドラマ。メガネが良く似合う長谷川博己、初主演作
地味キャスティングなうえ難解な展開だった為、視聴率的には最悪であったが、内容のすばらしさから日本民間放送連盟賞などから評価を得て、映画化が決定したくさい。


数ある教師ドラマの中でも異色かつ最高傑作と呼べるであろう「女王の教室」「鈴木先生」
このグルーヴィな二作品の主要人物が絡んでいるとなると、否応なしに期待が高まる!!


阿久津 真矢と三田 灯 天海祐希と松嶋菜々子

遊川和彦さんオリジナルの脚本且つ主人公が非人間的なキャラクタという事で、僕的にはどうしても三田 灯に阿久津 真矢的なグルーヴを期待してしまうのだが、残念ながら三田 灯に阿久津 真矢のグルーヴを投影する事は出来なかった。

役作りに際して、松嶋菜々子は過去の遊川作品を研究し、撮影時には共演者と殆ど会話をする事無く役に取り組んだらしいが、天海祐希の怪演には及ばなかった。

まやimages
みたimages
阿久津 真矢(上)と三田 灯(下)

天海祐希も役作りの為に子供達と撮影現場での接触は避けていた模様。
ちなみに阿久津 真矢の演出モチーフは「女囚さそり701号」の松島ナミ(梶芽衣子ね)とのこと


松嶋菜々子には毒が無い、何処まで行ってもエッジが立たないと言うか、アーシーなグルーヴを感じない。

松嶋菜々子があくの強い遊川キャラをどう演じるのか、期待していたのだが「やっぱりな・・・」という感じだった。

肝心の脚本の方も期待度が高かったというのもあり、思ったようなグルーヴを感じ得ることは出来なかった。

ホームドラマと教師ドラマとジャンルも違うので、単純に比較出来るものでもないが、「女王の教室」での阿久津 真矢は散々教室を引っかき回し、生徒から嫌われながらも最終的には生徒の心を掴み、ドラマの主導権をしかりと握っていたのに対し、「家政婦のミタ」の三田 灯は家族に嫌われる訳でも無く、家族を助ける訳でもない。
逆に家族の歩み寄りにより、少しづつ心を開いて行く。
人格を持たない三田 灯が言われるがままにとる過激な行動もイマイチ茶番にしかみえなかった(松嶋菜々子の芝居のせいなのかもしれないが)。
グルーヴすべきポイントとしては、家族の歩み寄りにより三田 灯が如何に人間らしさを取り戻して行くか、と言うことになるかと思うが、残念ながら、その辺の機微は感じられなかった・・・



注目すべき共演者

阿須田家のダメ親父役の長谷川博己は勿論のことホームドラマや教師ドラマでは、やはり生徒役や子役に注目すべきであろう。

「子役は伸びない」というジンクスは過去のもの。今は時代を担う原石が沢山いる

「女王の教室」では、志田未来や福田麻由子という現在活躍中の女優が子役として、切れ味あるグルーヴィな演技をみせていたが、「家政婦のミタ」ではどうだろう

忽那 汐里(くつな しおり)
つくなimage

阿須田家の長女を演じた忽那 汐里。オーストラリア出身の帰国子女でバイリンガルの彼女はオスカー所属の若手女優。オスカーでは武井咲が強力プッシュされているが、武井が若干、大根役者街道を走りだしているのに対し、精悍な顔立ちと透明感のある忽那 汐里の芝居の方が期待値は高いと見る。
まさに「ポストガッキー」と呼べるに相応しいだろう。

本田 望結(ほんだ みゆ)
みゆ2
「マルモのおきて」の芦田愛菜に続き、こちらも引っ張りだこになりつつある子役、本田 望結は現在、これまた「マルモのおきて」でブレイク中の子役、鈴木福主演の激ゆるハードボイルド刑事ドラマ「コドモ警察」でクールな女刑事?を熱演中。

「コドモ警察」は悪の組織を壊滅すべく立ち上がったエリート刑事達が、組織の陰謀で特殊ガスを吸わされ子供になってしまったという、どこかで聞いたことのある様な設定(笑)で、メインキャストが全員子供(新米刑事の勝地涼以外)という、おばか深夜ドラマ。

ふくimages
デカ長を演じる鈴木福は裕次郎のパロディだ

みゆimages
舌ったらずな福くんの芝居に対して望結ちゃんの芝居はクールで中々キマっている

脚本・監督は勿論、深夜ドラマの帝王~福田雄一だ~

総選挙を控え注目度も高いAKBの指原主演のばか演劇ドラマ「ミューズの鏡」の映画化決定や、低予算冒険ばか劇「勇者ヨシヒコと魔王の城」のまさかの第二章決定と何かと大忙しな福田雄一さんが、子供たちをメインキャストに据えて、石原プロ系の伝統的刑事ドラマに挑む意欲作!?

あ~、福田作品の話になると話が長くなるのでこの辺で


結局・・・

正直、普通のドラマだった~

が、しかし、この驚異的な視聴率はやはり三田 灯が松嶋菜々子であったからに違いないであろう。


確かな演技力・・・

圧倒的な美貌・・・

そんなものはスターには必要ない

スターとはもっと別の次元に存在してるものなのかもしれない。






スポンサーサイト
Theme:ドラマ | Genre:テレビ・ラジオ |
Category:グルーヴィTV譚! | Comment(0) | Trackback(0) | top↑ |

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。