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キャンディーズの音楽~初期のキャンディーズ~

2012.08.08 Wed
お疲れさまです。

とりあえず最近はシステムエンジニアの、ろなです(泣)

夏バテからようやく回復してきたというのに、新しい肩書き「アマチュアジャーナリスト」としての活動が中々出来ない、今日此の頃

それでもガバテ、キャンディーズいってみます~

今回は音楽ということで、音源を多数使って進めたいと思いますが、貼り付けにすると大変なのでリンクを中心で行きます。
優れたコーラスグループ且つライブアクトレスに成長するキャンディーズの変遷を知る上でも是非、皆さんに耳を通して欲しいです。

タゲマアイコン他のキャンディーズ記事はこちら

キャンディーズ~ラジオの世界 エグレと年増とドラム缶の美学~
キャンディーズの音楽~レコードデビュー未満~
キャンディーズの音楽~中期のキャンディーズ録音編その①~
キャンディーズの音楽~中期のキャンディーズ録音編その②~
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キャンディーズの音楽~中期のキャンディーズ録音編その③~
キャンディーズの音楽~中期のキャンディーズ録音編 最終回~
キャンディーズのライブパフォーマンス~75年まで~
キャンディーズのライブパフォーマンス~大里マネージャのステージ美学とMMP~
キャンディーズのライブパフォーマンス~キャンディーズのスティーヴィワンダー~

~当時のコーラスグループのイメージ~

73年9月1日にデビューしたキャンディーズは12月5日、僕が泣きながら生まれて来る5日前にファーストアルバムをリリースする。そう、僕とキャンディーズのレコードデビューは同い年なのである。

uchiki.jpg
天地真理のスタッフチームにより制作されたファーストアルバムであったが、スクールメイツ出身ということで単なるアイドル作品というだけでは無く、本格的なコーラスグループを意識した楽曲もみられた。
オープニングを飾る、「キャンディーズ」は当時やたらとネタに使われてた「Up Up And Away」ライクなイントロから始まる5thディメンション的ヤングソウル、作曲・編曲は宮川泰。

キャンディーズ
http://www.youtube.com/watch?v=LV6Tr-QOpsU
Up Up And Away」Fifth Dimension
http://www.youtube.com/watch?v=Ul0DuOZcxPY
爽快極まりない歌詞とメロディ。この「Up Up And Away」的イメージはサイケやヒッピーの様な「汚い若者」のイメージに対するアンチテーゼとして新たな「若者の自由」を示唆したと考えられる。

当時のスクールメイツやNHKのステージ101等の若者向けコーラスグループはこぞってこの手のイメージを採用していた印象がある

これはNHKで放送されていた若者向け音楽番組「ステージ101」のオープニングであるが、やっぱりもろディメンションしてる編曲もやっぱり宮川先生~笑。スクールメイツから抜擢されたキャンディーズの同期、太田裕美嬢もチラ写り~

~A&Mレコード~

10031_label.jpg

5thディメンションも一つのお手本であっただろうが、この時期、日本のコーラスグループに非常に大きな影響
を与えていたのがA&Mレコード。
トランペッターでコンポーザーであるハーブ・アルパート(深夜ラジオ定番、オールナイトニッポンのテーマソング「ビタースウィートサンバ」はこの人の曲)が自分の作品をリリースするために作ったレーベルであったが、当時はカーペンターズやセルジオメンデス、バートバカラック等、日本でも人気の高いアーティストの作品をリリースしていた。
カーペンターズでもわかるとおり、コーラスワークを活かしたソフトロックと後のAORに繋がる洗練された良質な作品が多い。
A&M的なコーラスワークや作風は後のキャンディーズの作品にも色濃く表れて来る。
ちなみにカーペンターズはランとミキのフェイバリット。

~スーセンター時代~

A面のオリジナル曲では、海外のコーラスグループを意識した楽曲も見られたがファーストではやはり歌謡曲の色も濃く、B面はアイドル歌謡のカバーで占められていた。
キャンディーズ最大の武器である強力なユニゾンのシンクロもまだまだこれからな感じ。
個人的には野口五郎の「君が美しすぎて」で見せた、ボーイッシュなミキの絶唱がたまらない。特に後半のリフレインでのソウルフルな歌いっぷりには胸が締め付けられる。

君が美しすぎて キャンディーズ
http://www.youtube.com/watch?v=KrXVxNHNvDY
ミキは野口五郎のファンだった様で、おそらく「歌いなれている」という事で選曲されたのかと思われるが、野口五郎よりも断然いい!
ジェイムズブラウンの「マンズ・マンズ・ワールド」がネタと思われる、熱いハチロクナンバーに、つい拳を固めてしまう。

声楽家の父とピアノ教師の母を持つミキは正規の音楽教育こそ受けていないようだが音楽的センスと意識が非常に高く、後に様々な歌唱法に取り組む事となるも、この曲で聴かれる様な美少年テイストの唱法はあまり聴かれなくなってしまうのが非常に残念。

サードシングルからはいよいよキャンディーズの挑戦がはじまる。
テンプテーションズの「Papa Was A Rolling Stone」や「get Ready」を髣髴とさせる、緊張感溢れるキメキメなイントロからスピードに乗って流れ出すブラスロック歌謡「危ない土曜日」が登場、早くもアイドル歌謡路線から脱却(脱線?)した。
img_1499546_62417630_0.jpg
危い土曜日 キャンディーズ
http://www.youtube.com/watch?v=IzNbenA4Ls4
グルーヴィなコンガと切れのあるブラスセクションにストリングス、シンコペートと頭打ちを効果的に使った不気味なBメロから印象的なベースラインに導かれサビへと駆け上がる展開はお見事!
アレンジのお手本になっているのは60年代後半位からのモータウンやシカゴのソウルで、コアなブラックミュージックに接近している。この時期からすでに5thディメンションやA&M路線だけでなくソウルサウンドまでも視野に入れていた事が伺える。

ユニゾン、二声、三声とボーカルパートも実にスリリングで、スーセンター期の最も重要な楽曲と言える。
コーラスパートは、アルトをミキ、メゾソプラノをスー、ソプラノをランが担当する場合が多いが、まだ試行錯誤があったのか、この曲ではアルトを担当するミキが上をソプラノ担当のランが下を担当しているのもポイント。

作詞は当時ファッションリーダーだった安井かずみが担当し、アイドル歌謡的イメージを払拭した。
pEdytn5E_23f76bbe99e2a7060125e7820acc1184_zuzu4.jpg
「ZUZU」こと安井かずみは60年代、所謂「六本木族」として親友の加賀まりこらと六本木の「キャンティ」あたりでブイブイ言わしていた、60s文化の象徴的女子。
彼女がキャンディーズの詞を手がけたのは「危い土曜日」とそのB面の「青春の真中」の二曲だけ。

セカンドアルバム「危い土曜日~キャンディーズの世界~」では、ファースト同様、A面オリジナル/B面カヴァー曲となっているが、カヴァーはすべて海外の楽曲を採用、初めて英語詞に挑戦する。
英語に不慣れな彼女達は発音に苦労したらしく、しまいにはカタカナをふって奮闘した模様。
ランが歌う「まぬけなキューピッド」、ミキの歌う「小さな悪魔」というニールセダカのオールディーズナンバーからビートルズ、カーペンターズ、ママス&パパス、ホリーズの「バスストップ」まで世界の様々なポップコーラス曲を実践することとなる。

キャンディーズ まぬけなキューピット
http://www.youtube.com/watch?v=msdGYWdIH14
キャンディーズはオールディーズやロックンロールも得意で、後にも秀逸なクラシックテイスト溢れるナンバーが数曲登場する。ここでのランは必殺「しゃくりあげ唱法」で魅せる。

まだまだ前時代的な洋楽追従型のカヴァーではあったが、コーラスグループとしての可能性や意識を高める上で重要な役割を果たした様に思われる。キャンディーズの面々は洋楽好きで、出来る出来ないは別として洋楽には当初から積極的だったようだ。

サードアルバム「なみだの季節」になると、いよいよ松崎PがメインPになり、アウトキャスト時代の盟友、穂口雄右がメインコンポーザーとなる。
先行して発売されたシングル「なみだの季節」ではスーは随分とボーカルに苦労した模様だが、アルバムでもスーのボーカルに変化がみられる。シングルでもそうだったが、ランの唱法の様な明快なアクセントをつけてリードをとったり、割と深めのトーンで歌ってみたりと、ある意味あまりスーらしくないボーカルを身に付ける事に成功している。
この時期、キャンディーズは穂口先生に歌のレッスンでビシバシしごかれていた様で、全体的に歌声には緊張感が感じられる。

ところどころにパーカッシブなコーラスも入ってきており、いよいよソウルコーラスへの本格的な取り組みも見えてきた。

B面ではフォークトラッドを取り上げて、日大の学生とフーテナニースタイルをやってのけた。
カントリー調の曲でもやはり俄然、ランのボーカルが活きてくる。「想い出のグリーングラス」で聴けるレガートを効かせたハイトーンは「しゃくりあげ」と並ぶ、ランの武器の一つであり、とても魅力的だ。
ラストではジュリーがカバーした事で知られるサザンロックテイスト全開の「 I Believe In Music」にまで挑戦している。さすがにこんな男っぽい曲をキャンディーズにやらせるのはどうかとおもうが・・・。

しかし、こういうアマチュアバンドの様な(いい意味で)選曲や挑戦も「キャンディーズの美学」の一つである。
この頃、キャンディーズはまだヒット曲は無く、ぶっちゃけ特に期待されることも無かったので好き勝手に作れたとは、松崎Pの談。松崎Pを含めスタッフもみんな若かった!

録音でも面白い試みがあり、穂口さんのスティーヴィーワンダーマナーなギトギトクラビが炸裂するソウル歌謡「あのひとあまのじゃく」ではドラムを真ん中に座らせてかなりビートを強調したミックスが施されている。

そんな中、録音メンバーにも変化が? クレジットが無いので実際のところは不明であるが
いずみたく作曲のドラマ『われら青春』の主題歌「帰らざる日のために」のカヴァーでは、キャンディーズの録音エピソードでは欠かせない、「あの人」のものらしきドラムが聴ける。

バッツンバッツンのスネアに、びしびしハットきめまくりなドラムは、まさに若き日の村上ポンタスタイル。
ベースも恐らく岡沢章さんくさい感じ?
後半ではベースもうねり出し、スーの甘酸っぱいノンビブラート唱法もあいまって、恐るべき青春グルーヴが炸裂している。
しかし、やっぱりここまでグルーヴを出してしまうとキャンディーズが食われてしまう・・・


ということで、初期の話はここまで。

次回はスーに変わってランがセンターとなり、コーラスグループ「キャンディーズ」としての形が出来上がった中期の話に移ります~
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Theme:お気に入り&好きな音楽 | Genre:音楽 |
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